1950-04-11 第7回国会 衆議院 本会議 第36号
○橋本金一君 ただいま議題となりました配炭公団の損失金補てんのための交付金等に関する法律案につきましては、民主党を代表いたしまして反対をいたす次第でございます。 反対の理由といたしましては、今回の損失百十九億余万円は、不可抗力によつて生じたものはほとんど何もないのでございます。第一は経営の無責任により、あるいはまた不当なる支出により、さらに廃止直前におきまして不正なる取引によつて生じたるものが大半
○橋本金一君 ただいま議題となりました配炭公団の損失金補てんのための交付金等に関する法律案につきましては、民主党を代表いたしまして反対をいたす次第でございます。 反対の理由といたしましては、今回の損失百十九億余万円は、不可抗力によつて生じたものはほとんど何もないのでございます。第一は経営の無責任により、あるいはまた不当なる支出により、さらに廃止直前におきまして不正なる取引によつて生じたるものが大半
○橋本(金)委員 民主党を代表いたしまして、反対の意見を申し上げたいと思います。 いろいろ御議論もありまするが、各種公団の運営経理において不正行為の続出多きはすでに昨年以来の問題でありまして、各方面から、吉田内閣として近き将来において各種公団を廃止するに際し、必ず廃止前後に経営等に不正を生ずるであろうということを憂えまして、それぞれ警告を発しておつたような次第であります。しかるに今回整理に先だつて
○橋本金一君 民主党を代表いたしまして、ただいま議題となつております各案件に対し反対の意を表します。 大体内容並びに数字につつきましては、ことに自由党の代表から感謝感激のうちに詳細にお述べになりましたから、つとめて簡單に私は反対の一、二を申し述べまして、皆さんの御了解を得たいと思います。 大体犯則につきましてもいろいろ解釈はございますが、最も重要な点、あまりに納税者を奴隷視してはおらないかという
○橋本金一君 各党各派を代表いたしまして、ただいま議題となりました金融梗塞打開に関する決議案の趣旨弁明をいたしたいと存じます。 まず決議案を朗読いたします。 金融こう塞打開に関する決議 政府は、経済の安定と産業の復興を企図し、一面企業の合理化を促進し、他面金融の引締め政策を強行しつつあるが、内外における経済事情の変化と政策転換の過渡的現象として、今や国内一般産業は、重大なる危局に当面しつつあり
○橋本(金)委員 これは問題にならぬ。あなたが決定をしかねるならば、あなたにはそれぞれの上司があり、主管責任者、最後の責任者があるはず、あなたに国家はそれだけの一切の責任は与えておらないはず、それを口実ににして、自分一人によつては決定しかねておるというならば、あなたが不備であるとお認めになつた点を、いずれかの機会にこれを是正すべく立案したとか、あるいはまた上司に伺いを立てたとか、あるいはその不備の改正
○橋本(金)委員 しかしあなたは二十一年度以来の慣例であるから、何ものかそこの不備な点を改正しなければならないという暗示を、さいぜん委員長にお答えになつておる。信頼をしてやつたものを、なおあなたはそうお考えになる。ここに非常な矛盾がかえつて生じて来る。こういう組織、予算の編成方法、価格の設定方法において誤つておるということにお気づきにならなければならない。信用すればするだけ、そこの矛盾を早く認識しなければならないはずです
○橋本(金)委員 どうも先ほどから伺つておると、委員長のお尋ねに対して、そのたびにお答えが一々異なつて来ておりまして、はつきりした結論に入らないのです。実は最初委員長のお尋ねのときに、すでにこの問題は二十一年ごろからこの慣例であつて、自分が就任して以来は不適当である、こういうようにお考えになつておられるのに、これが何ら改正されていない。さらにまた今の御質問に対するお答えを聞いておると、会計検査院の検査
○橋本(金)委員 御異議がなければ、鍛冶良作君が委員長に当選せられました。(拍手) よつて本席は委員長にお譲りいたします。 〔鍛冶良作君委員長席に着く〕
○橋本(金)委員 これより会議を開きます。 私が年長でありますから、衆議院規則第百一條によりまして委員長選任まで委員長の職務を行います。 ただいまより委員長の選任を行いますが、その方法についてお諮りをいたします。
○橋本金一君 ただいま議題になりました配炭公團法一部改正に関しまする法律案のうち修正に対しましては、民主党を代表して賛成をいたします。(拍手) 本法案は、すでに三月末に有効期間満了に際しまして一應審議に相なつたのでございます。しかし、当時歩政府におきましても、まだ具体的な方針も立つておりませず、いろいろな複雑なる問題もありまして、六月一ぱいまで延長をいたされて來たのでございます。さらにこれが來年の
○橋本(金)委員 民主党を代表いたしましてただいまの修正案に賛成をいたします。詳細は門脇氏より修正の箇所についてお述べになりました。それを了承しての賛成でございますから多くを申し上げません。 ただこの間にありまして、私ども本案が出まして以来、一番関心を持つておりましたのは、保険組合と信用組合であるのでございます。今日までの保険業者の取扱い並びに今回の保険協同組合の組織内容を見ましたときに、私どもは
○橋本(金)委員 配炭公團法の一部を改正する法律の修正案に対しまして、民主党を代表いたし賛成いたします。本法案はすでに三月一ばいをもちまして、有効期間は解消することに相なつておつたのでございまするが、当時すでに審議を重ねられたのであります。しかるに当時においては、当時においてもまだ具体的の方策というものは持ち合せがなかつたのであります。かような観点と、いろいろな複雑なる事情のために六月末までと延長をいたされたのでありまするが
○橋本(金)委員 本法案はわが國重要基礎産業である鉄鋼業の復興と輸出振興の見地から、あるいは内外鉄くずの現状にかんがみまして、國内鉄くずの最大限の利用をはかり、鉄鋼生産計画完遂のための案と承知をいたしまするが、その間いろいろ含みの点もありまして、提案以來いろいろ檢討をいたしました結果、ただいま修正いたされました箇所につきまして、なおまだ十分とは申し上げることはできないのでありまするが、法の性質から見
○橋本(金)委員 民主党を代表いたしまして、本案に賛成をいたしたいと思います。 本法案が制定をいたされまして適用せらるる範囲、その利害につきましては、提案の理由によつて明らかでありますから、申し上げることをはぶきますが、ただその間において、各條項の中にいろいろの罰則、監督の方法が明らかにはなつておりますが、一面経営者に対する責任は加重せられております。これが実行にあたりまして、これの完璧を期するためには
○橋本(金)委員 いろいろ御質疑の模様を聞いておりますと、法案の設置いかんに対しては大体賛成の意見であるが、この内容の面にわたつていろいろ御心配の結果、時期尚早ということになつておりますが、その点は十分当局として質疑の内容をそんたくせられまして、今後指定に対しては最善を盡していただく。しかして法文にはなつておりませんが、先ほど質疑にありましたもよりの数箇町村が、必要によつて組合組織等を持つて、その指定申請
○橋本金一君 私は、民主党を代表いたしまして、二、三の希望を付して賛成をいたします。 御承知のごとく、近く廃止の対象となつております各種公團は、いずれも三箇月間の廃止延期となつておるのであります。しかるにかかわらず、ただいま上程になりました食糧並びに原材料貿易公團に限りまして三月三十一日をもつて即時整理されることとなり、しかも整理せられる職員は、退職について一箇月の予告手当も與えられず、労働基準法並
○橋本(金)委員 民主党を代表いたしまして原案に賛成の意を表したいと思います。補償額算出につきまして、当局も相当考慮を拂われている事実は認めます。しかしかような損失補填が適当であるかいなかということにつきましては、なお疑問とせざるを得ない点もあるのでありますが、企業経理の健全化と生産計画の完遂をはかる上においては、やむを得ないものといたしまして、賛成をする次第でございます。
○橋本委員 なお当時巷間傳うるところによれば、星島氏が落下傘の附属品等に対する不当の拂下によつて國務大臣に左遷をせられたというようなことも承つておりますが、そういうような考えはお持ちにならずしておやりになつたのですか。
○橋本委員 前に組閣せられたのはちようど二十一年五月ですが、その当時星島氏が商工大臣になられ、その後二十二年の一月に星島氏が國務大臣に左遷せられたように聞いておりますが、これは何か理由があつたのでしようか。
○橋本委員 その間に大体三社をあなたの方の課で選び、それから上司に報告して大体承認を得たわけなのですが、その間において三社を商工省のあなたの課へお呼びになつたというお話でございますが、そのときにやはり漠然とそういうことを言い傳えられたものか、それに対する質疑があつたはずでありますが、その当時の状況を一應お聽きしたいと思います。
○橋本委員 バラード大佐に初めて呼ばれて、單なる民間会社によつて代行さすべきような命令だけでありましたか。そのときにいろいろとあるいは接收資材がどのくらいあるいは飛行機をどういうふうに解体して取扱わせるか、何かその間にお話があつたか、もう少し明細に。それから一週間後に大体人選をして報告をしたという、そのときの報告によつてそのまま受入れられたか、何か意見があつたか、この点を一つ……。
○橋本委員 よくわかりました。先ほどから委員長のお尋ねに対して、私どもはなはだ大島証人の答えが、責任のある地位にある人の回答としては、ほとんど青木氏がこれをやられたというような言葉であり、なおこまかい部分の飛行機を飛行場で燃やしたとか、どうしたというような、あまり痛痒を感じないような問題の処分に対しての記憶は、非常に強く主張せられまするが、当時責任の地位にあつて、これらの調査部の構成、なおまたその中
○橋本委員 大島証人に聽く前に、ちよつと先ほど当時の堀切大臣の証言並びに坂次官の証言について、なお一應お尋ねしたいと思います。堀切証人の先ほどのお答えに、大臣就任以前における調査部の結成であつたから、その当時のいきさつはわからないというお話でありましたが、今大島証言によりますと、ちようど就任後であつて、十月の中旬にこの調査部ができたということをはつきり申されておりますが、その点何か思い違いでありませんか
○橋本委員 ちよつと証人に承りますが、今お言葉の中に芦田氏が総裁であつたから何も知らないというお言葉でありましたが、私の記憶を辿りますと、当時芦田氏は総裁でなかつたように思いますが、証人になお一應お伺いいたします。
○橋本委員 さよういたしますと、地方の現場の調査をいたします檢察廳の出張所がどういうようになつておるかということは、大藏省としては十分知ることができ得ない。同時にそれによつて事実の現場を、大藏省が調査せずしてやるから、そこに放漫ではないかという一つの臆測と考えてよろしゆうございますか。またそういう機構に人を殖やし、その組織を改めたならば、万全を期していけるという一つの希望と考えてよろしうございますか
○橋本委員 私のお尋ねしておるのは仕樣書にもたれて——その工事に対しては大藏省所管と違うところの現在の建設院が嚴密な調査をして、それによつて支拂いを大藏省がすべきであるが、建設院の調査が疎漏であるかどうか、放漫であるかどうかということを、現場に出張して調査する余力がない、地方の出張所の調査が不当であるがために、これを十分に檢査をしたならばまだある程度削減することができるが、その人手がない。つまり現場
○橋本委員 ちよつとお尋ねしますが、最初工事を請負うときに、請負に対する見積仕樣書を出しますね。それによつて請負を命ずる、それから支拂いを大藏省がする、この請負仕樣書による檢査は、地方の出張所がやりまして、非常に嚴格であるが、あなたが放漫だと言われるのは、仕樣書にもたれて、大藏省がそれに相当するか否やの檢査をするのが放漫だと言われるのか、どちらですか。
○橋本委員 先ほどからの御証言を聽いておりますと、結果はいろいろな風説、あるいはパンフレツト等によつて得た記事、それを総合的にとりまとめたあなたの主観の表現と考えてよろしいのですか。
○橋本委員 ちよつとお尋ねします。辻、河野二方からは直接受けておらないということははつきりしております。いろいろな関係からそれに類似したような方面によつて陣中見舞とか、何とかいう名目できておることはありませんか。
○橋本委員 世耕氏の、この問題に関して金を受取らないということは、証言によつて大体私どもも了承いたしまするが、しからばなお一應承つておきたいことは、本事件に関係ある方面から金によつて依頼をすべく來たことはあるかないかを承つておきたいと思います。
○橋本委員 重ねてお伺いいたしますが、さすれば先ほどの証言の中にありました選挙費用が要らない、世耕氏の性格から世耕さんという人は金を受取らない、もつてこなかつたのだ、こういうお話でありますが、金はもつてきた事実はあるが、世耕氏の性格並びに選挙費用も要らない地域であるから、もつてくるはもつてきたが受取らなかつたと承つてよろしゆうございますか。
○橋本委員 先ほど世耕氏の証言の中に書籍の買入と新聞記者の各位を招待したほかにあれを受けておるのではない、その間においていずれからも金を受取つておらなかつたこと。受取つたことはないということは世耕氏の性格並びに選挙区が金が要らないからである。かような証言がありましたが、その間さすれば金を渡すとか、渡さぬとか、断わられたとか、あるいはそういう話が全然なかつたとかいうその点をお伺いいたします。
○橋本委員 それはいつごろですか。